“ゴールラッシュ”森保ジャパン 6ー0で快勝!“キャプテン”久保が技あり弾、鎌田2発、森下も初ゴールと新戦力も猛アピール

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2025年06月10日 21:51  TBS NEWS DIG

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■FIFAワールドカップ2026アジア最終予選・グループC 日本 6ー0 インドネシア(10日、吹田サッカースタジアム)

サッカー日本代表(FIFAランク15位)はW杯アジア最終予選の最終節、ホームでインドネシア(同123位)と対戦。前半に鎌田が2ゴール、キャプテン・久保建英(24)のゴールなど3-0で折り返すと、後半は森下龍矢(28)が代表初ゴール、町野修斗(25)細谷真大(23)も決めてゴールラッシュ、6-0でインドネシアを下した。

森保一監督(56)は前日の会見で「いくつかのポジションでメンバー変更して試合に臨みたい。意図としてはワールドカップの出場権を獲得して、そこから選手を試す戦術的に幅を広げる、選手同士の融合、これからのチームの成長に繋がるような新たな融合」と口にした。

日本代表のスタメンはGKに大迫敬介(25)、DFは鈴木淳之介(21)、瀬古歩夢(25)、高井幸大(20)の3人。MFに佐野海舟(24)、遠藤航(32)、 久保建英(24)、三戸舜介(22)、鎌田大地(28)、森下龍矢(28)。FWには町野修斗(25)。アジア最終予選で初黒星を喫した5日のオーストラリア戦から9人を変更した。初招集の鈴木、三戸が代表デビューとなった。キャプテンは遠藤ではなく、背番号“10”の久保が務めた。

前半4分、中央で久保がボールを持つと、ドリブルで持ち込み、左サイドの三戸へ、中央に折り返したが、相手ディフェンスにクリアされた。前半11分には左サイド、代表デビュー戦の鈴木から中央の町野へ浮き球のパス、町野はヘディングで狙ったが、わずかにゴール上に外してしまった。

流れをつかんだ日本は前半15分、左サイド、代表デビュー戦の三戸がボールを持つと、しっかり中を確認して、中央の鎌田へ、これをへディングで決めて先制ゴール。三戸は代表初アシストをマークした。

その4分後、久保がショートコーナーから折り返しをもらうと、自ら持ち込み左足でシュートを放つがブロックされた。それでも、こぼれ球を拾って今度は右足で蹴りこみ、日本は2点目を奪った。

28分には町野が縦パスを落として、佐野海舟が左サイドへスルーパス、これに三戸が走り込み、左足で狙ったが、キーパーに弾かれてしまった。前半アディショナルタイムには佐野海舟から久保、そして、中央の鎌田へのスルーパス。鎌田はディフェンスを引き付け鮮やかなループシュートで3点目を決めた。

後半10分には途中出場の中村敬斗(24)が中央から持ち込むと左サイドに走りこんだ町野にパス。これを逆サイドの森下に。森下がダイレクトで狭いニアサイドに蹴りこんで代表初ゴール。さらに3分後、中央で久保がボールを持つと、走りこんだ町野に浮き球のパス。これを確実に決めて5点目。

後半16分には佐野海舟の弟・佐野航大(21)がピッチへ、アジア最終予選で“兄弟”同時にピッチに立つのは1993年の三浦泰年、三浦和良以来、34年ぶりとなった。さらに24分には佐藤龍之介(18)がW杯最終予選最年少での出場となった。

後半35分には途中出場の俵積田晃太(21)が左サイドを切り込むと、こぼれ球に反応したのは、こちらも途中出場の細谷真大(23)、落ち着いて右足で押し込み6点目。

攻撃面が目立った試合だったが、守備面でもしっかりハイプレッシャーからカバーリングも最後まで集中力を切らさずに、インドネシアに攻撃の形を作らせずにシュート本数は0に抑えた。

森保監督は「選手の持っている力がこの結果につながった」と話し「個々の殻を破って成長しようとやってくれた」と選手たちを労った。そして、W杯に向けては「すべてのレベルアップが必要」と改めて気を引き締めていた。
 

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  • 終わって見れば 順当な順位の結果・1位日本・2位オーストラリア・3位サウジ
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