写真 ファジアーノ岡山は11日、違反行為についての処分を発表した。
発表によると、岡山は5月25日に『JFE晴れの国スタジアム』で行われた2025明治安田J1リーグ第18節のFC町田ゼルビア戦でチケットの転売行為を確認したという。
これはJリーグチケットサービス利用規約(第8条・第13条)に違反する行為で、この件に関与した人物はその場で特定されており、Jリーグの規定に基づき、岡山のホームおよびアウェイ試合への「無期限入場禁止」処分を下したことを明らかにした。
違反行為が発覚したことを受け、岡山はクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。
「クラブはこれまでも転売行為についての注意喚起を行ってまいりました。今シーズンここまで、全ての試合でホーム側エリアのチケットが前売完売となっておりスタジアムへのご来場がしづらい状況となっておりますが、そのような状況下で行われた不正行為をクラブとしても深刻に受け止めております。販売価格に関わらず、公式リセールサービス以外での第三者へのチケット転売行為は禁止となります。転売行為は『やらない、買わない』ということを改めてお願いいたします」
「本件を踏まえ、クラブとして【『子どもたちに夢を!』に基づく観戦・応援】環境づくりに一層尽力してまいります。ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、日頃のご声援に深く感謝申し上げるとともに、改めてホーム・アウェイゲームでの観戦マナーを遵守いただき、全ての方々が安全に、安心してスタジアムでの試合観戦を楽しんでいただける環境づくりへのご協力を、どうかお願い申し上げます」