サントスがネイマールとの契約延長を発表した [写真]=Getty Images サントスは24日、ブラジル代表FWネイマールとの契約を2025年12月まで更新したと発表した。
現在33歳のネイマールはサントスの下部組織出身。2009年に17歳という若さでプロデビューを果たすと、2013年7月にバルセロナに移籍し、数々のタイトル獲得に貢献した。その後、パリ・サンジェルマン(PSG)を経て2023年8月にアル・ヒラルへと移籍。しかし、左ヒザの前十字じん帯と半月板を損傷する大ケガでほぼプレーすることなく今年1月に契約を解除し、古巣のサントスに復帰していた。
ネイマールはサントスとの契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じてこう語った。
「自分の心の声に耳を傾けて決断した。サントスは単なるチームではなく、僕の故郷であり、僕のルーツであり、僕の歴史であり、僕の人生だ。僕はここで少年から大人になり、心から愛されてきた。ここではありのままの自分でいられるし、心から幸せでいられる」
「そして、このクラブでこそ、僕がキャリアで叶えられなかった夢を叶えたい。そして、僕を止めるものは何もない。僕はここを去り、帰り、そして留まる。すべてが始まった場所であり、決して終わることのない場所だ」
また、サントスのマルセロ・テイシェイラ会長はネイマールとの契約延長に関してクラブ公式サイト上で次のように語った。
「今日はブラジルサッカー界にとって歴史的かつ意義深い日であり、サントスのサポーターへの贈り物となった。我々のアイドル、我々の少年、背番号10を背負う王子は、今もここにいる。クラブを再建するプロセスにおいて非常に重要な瞬間であり、ネイマールの存在は、ピッチ内外で必要だった。『僕はここを去り、帰り、そして留まる』というネイマールの言葉は、サントスを本来あるべき場所へと戻すための象徴であり、根本的なものだ」
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