元イングランド代表MFララーナが現役引退「後悔は一切ない」…リヴァプールやサウサンプトンで活躍

0

2025年06月25日 23:29  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

現役引退を表明したララーナ [写真]=Getty Images
 元イングランド代表MFアダム・ララーナが25日に自身の公式インスタグラム(@officiallallana)を更新し、現役引退を表明した。

 1988年5月10生まれで現在37歳のララーナはサウサンプトンの下部組織出身で、2006−07シーズンにトップチームデビューを飾った。ボーンマスへのレンタルを経て中盤の主軸に定着すると、一時はEFLリーグ1(3部リーグ相当)に沈んでいたチームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献。2014年夏に加入したリヴァプールでは公式戦通算178試合で22ゴール22アシストをマークし、プレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験した。

 2020年夏にリヴァプールを退団すると、ブライトンで4シーズンに渡ってプレーした後、昨年夏に古巣サウサンプトンへ復帰。現行契約の満了が6月30日に迫る中、37歳でスパイクを脱ぐ決断を下した。なお、キャリアで最も長い時間を過ごしたサウサンプトンでの通算成績は公式戦通算283試合出場60ゴール47アシスト。イングランド代表でのキャップ数は34を数え、FIFAワールドカップとEUROに1度ずつ出場した。

 ララーナは現役引退に際し、インスタグラム上で次のようなコメントを発表している。

「選手としてのキャリアに終止符を打つにあたり、計り知れない感謝と誇りでいっぱいだ。これまで与えられた機会とその過程で受けてきたサポートにこれ以上ないほど感謝している。このような道のりを歩んできた中で、本当に多くの人々に感謝している。全員の名前を挙げることはできないが、心からの感謝を伝えたい。みんななしではここまで来ることなんてできなかった」

「これまでの全てがアカデミーに入団した1999年に始まったなんて信じられない気持ちだ。2006年のデビュー以降、何百万人もの人々が共有する目標を実現できたことを心から嬉しく思っている。サウサンプトン、すべてが始まった場所であり、終わりを迎える場所。僕がすべてを捧げてきたクラブだ。リヴァプール、世界最高のクラブでプレーし、サッカー界で最高のタイトルを獲得する機会を与えてくれた」

「ブライトン、人生で最も幸せな時間を過ごした場所。地域社会と深く結び付き、スマートで現代的な運営方法を持つクラブだった。そしてイングランド。1試合1試合が僕にとってかけがえのないものだった。母国を代表できたことはこの上ない栄誉だ」

「これまでの選手生活に誇りを持っているし、後悔は一切ない。良いことも悪いことも、今の僕を形作ってきたすべての喜びと悲しみを心から受け止めている。この旅を特別なものにしてくれたすべての人々、各クラブの監督やコーチ、スタッフ、チームメイト、サポーターのみんな、本当にありがとう。そして何よりも家族に感謝している。妻のエミリー、素晴らしい子供たち、母、父、妹。いつも僕を支えてくれてありがとう。これからどんなことが待ち受けているか、ワクワクしているよ」


【決断】ララーナが37歳で現役引退
View this post on Instagram A post shared by Adam Lallana (@officiallallana)


    ランキングスポーツ

    ニュース設定