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鹿児島県のトカラ列島近海で地震が相次いで発生しています。気象庁は、今後も地震が続く可能性があるとして、強い揺れに注意するよう呼びかけています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トカラ列島近海の地震」について解説します。
Q 地震が相次いでいるトカラ列島はどこにあるの?
A トカラ列島は、鹿児島県の南にある島々です。屋久島と奄美大島の間に、南北約160キロにわたって10以上の島が点在しています。
Q どれくらい地震が起きているのかな。
A 21日午前8時ごろから25日午前10時までに、震度1以上の地震が405回も発生しています。
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Q 震度4の地震はどこで起きたの?
A 震度4の地震は6回あり、すべて悪石島(あくせきじま)という島で観測されました。悪石島には43世帯、89人が暮らしています。
Q 地震の大きさは?
A 地震そのものの大きさはマグニチュード(M)で表されますが、今回一番大きかったのは、22日午後5時15分のM5.1でした。
Q トカラ列島ではもとから地震が多かったの?
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A 過去にも何度か短期間で地震がたくさん起きています。23年9月には346回、21年12月9日にはM6.1で最大震度5強の地震も発生しました。
Q どうして地震が多いの?
A トカラ列島の周りでは、陸側のプレート(岩板)の下に、海側のフィリピン海プレートが沈み込んでいます。今回の地震は、陸側のプレートの中で起きたと考えられています。
Q これからも地震は続くの?
A 気象庁は「今回も活動が続いていて、さらに強い揺れを伴う地震が起きる可能性がある」と発表しています。今後も注意が必要です。
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