“完全復活”今永昇太 5回1安打無失点で約2か月ぶりの4勝目 2回以降、ノーヒット 先頭打者出塁させずに得点圏なしと堂々の復帰登板

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2025年06月27日 06:20  TBS NEWS DIG

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■MLB カージナルス 0ー3 カブス(日本時間27日、ブッシュ・スタジアム)

カブスの今永昇太(31)が敵地でのカージナルス戦に先発し、5回、77球を投げて、被安打1、奪三振3、四死球1、失点0。1回に内野安打を許したのみで2回以降はノーヒットピッチング、イニングの先頭打者をしっかり押さえて、得点圏のピンチもない堂々の復帰登板。約2か月ぶりとなる4勝目を手にした。

今永は5月5日のブルワーズ戦で先発し、6回、1塁へのベースカバーで全力疾走した際に芝に足を取られ、左足のハムストリングを痛めてメジャー初の故障者リスト入りとなった。

約2か月ぶりにメジャーに戻ってきた今永、試合開始の気温は31℃と厳しい状況でのマウンドとなったが、立ち上がりの1回、1番・B.ドノバン(28)の1球目は145キロのストレート、やや緊張した表情で投げ込むと、カウント1−0からストレートでファーストゴロ、ケガした状況と同じような感じだったが、しっかり1塁へのカバーも全力疾走で行い1アウト。

2番・M.ウィン(23)には10球粘られて、ショート強襲のヒットを浴びた。走者を許しても慌てずに3番・A.バールソン(26)を低めのスイーパーでセンターフライ、そして、4番・W.コントレラス(33)はフルカウントから内角高め148キロのストレートで空振り三振を奪った。

カブスは2回、2死から6番・M.ブッシュ(27)がライトスタンドへ13号ソロ、今永に先制点をプレゼントした。点をもらった2回、先頭の5番・N.アレナード(34)をセカンドゴロに抑えると、このイニングはわずか7球で3者凡退、ベンチに戻る際にはバッテリーを組むC.ケリー(30)に左手で指をさし、リードを称えた。

今永は3回、1死から9番・G.ハンプソン(30)を外角低めのスプリットで空振り三振、そして。2巡目に入って1番・ドノバンは外角低めのスイーパーで2者連続の空振り三振とリズムをつかんでいった。

4回にカブスは2死満塁から1番・I.ハップ(30)が押し出しの四球を選び追加点、その裏、今永は2死から4番・コントレラスをカウント1−2と追い込みながら、四球を許し、不満な表情を浮かべて、首を左右に振った。2死から走者を許しても、5番・アレナードは内角高めのストレートでキャッチャーファウルフライ。気温が上がっていく中、集中力を切らさず、カージナルス打線を無得点に抑えた。

2対0とリードし、勝ち投手のかかる5回、今永は先頭の6番・T.サジェンシー(23)をこの日最速タイの148キロでセンターフライ、ここまで投げても球速が落ちない今永、2死を奪うと、8番・P.パヘス(26)を外角低めのチェンジアップでタイミングを外してセカンドゴロ、2回以降、ノーヒットピッチング、得点圏に走者を許さない安定感のあるピッチングで勝ち投手の権利を手にした。

6回からは今永の後を受けたベテラン左腕のC.シールバー(38)が1回1/3をパーフェクト、3人目、B.ケラー(29)が2死一、二塁のピンチを迎えたが、センターへの大きな当たりもP.クロウ=アームストロング(23)が背走して、素早く落下点に入ると、スライディングキャッチの好プレーでカブスがリードを守った。最後はD.バレンシア(25)が締めてカブスが勝利、今永が約2か月ぶりの4勝目を挙げた。
 

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