
上司に頼まれてやったことなのに、返ってきたのはお礼の言葉ではなくまさかの非難だった。投稿を寄せた40代男性(年収700万円/コンサル)は、ある上司との出来事を振り返った。(文:西荻西子)
「今から25年前の20代の頃の上司は、かなり理不尽な上司でした。褒めることもなければ、毎日ローテションで帰る前に誰かを怒り散らして帰るという感じでした」
上司の自転車を取りに行き、上司の自宅まで運んだが……
ある日、仕事が終わった男性が帰ろうとしていたとき、携帯に電話がかかってきた。電話の主は上司で、「部長と飲みに行っててタクシーで帰るから、通勤で使ってる自転車を自宅まで届けてくれ」と告げられた。
「たまたま会社の近くに住んでいたので一旦自宅に帰り、自家用車で飲み屋に自転車を取りに行き、上司の家に。上司の家は戸建で、家の外で柴犬を飼っていて、自転車を置く際にかなり吠えられました」
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会社の近くに住んでいたとはいえ、業務時間外にまさに“パシリ”のようなことをさせられた男性。翌朝、「さすがに何か労いの言葉があるかな」と出社した。しかし、出勤してきた上司からは予想だにしなかった言葉を投げつけられた。
「第一声が『犬泣かせるなや、起きてしまったやろ』でした。淡い期待をした自分が甘かったと心底思いました」
当時を振り返り、男性は「その頃はかなり辟易していましたが、今になってみれば良い経験にはなってます」と明かしている。理不尽な思いをした経験を糧に頑張っている、ということなのだろうか。
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