最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
今回は、3COINSにおいて1650円で販売されている「電源タップ/2コンセント/3ポート」を試す。
●おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
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・製品上方
●ほぼ製品名そのままの構成 USB PDには非対応
製品からも察しが付くが、本製品は2基のコンセントに3基のUSBポートからなる電源タップだ。USBポートは1基がUSB Type-C、2基がUSB Standard-Aという構成だ。ACケーブルは約20cmで、本体内に収納できるので、持ち運びにも向いている。
USBポートの最大出力は、使い方によって以下のように変わる。
・USB Type-Cポート単体:最大15W(5V/3A)
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・USB Standard-Aポート:合計最大12W(5V/2.5A)
・USB Type-C+Standard-Aポート:合計18W(5V/3.4A)
USB Type-Cポートは、USB Type-Cの規格上の最大電流を流せるという感じで、USB PD(Power Delivery)には対応していない。
●実際に充電してみる
USB Type-C端子とUSB Standard-A端子のそれぞれで、バッテリー容量約3500mAhの「iPhone 16 Pro」を充電したところ、USB Type-C端子で20%→30%(約350mAh)を充電するのに約5分、USB Standard-A端子で30%→40%を充電するのに6分ほどを要した。給電力はスペック通りと考えられる。
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給電力も十分に高く、コンセントも備えるため、筆者は机の下から伸ばすコンパクトな電源タップとして使い、PCにつなぐUSBハブのバスパワー給電やUSB給電デバイスの充電に使っている。コンセントとUSB端子を兼ね備えた独自性は、かなり便利なものだ。
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