契約延長のC・ロナウド、クラブW杯参戦のオファーを蹴ったワケは「よい休息と準備を望んだ」

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2025年06月29日 13:48  サッカーキング

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クラブW杯よりも北中米W杯を優先させたC・ロナウド [写真]=Getty Images
 アル・ナスルと契約延長したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、FIFAクラブワールドカップ2025に参戦する複数クラブからオファーが届いていたことを認めた。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 2022年3月からアル・ナスルでプレーするC・ロナウドは、40歳となった今も衰え知らずの決定力を発揮。3年目の2024−25シーズンは公式戦41試合の出場で35ゴールを記録した。しかし、アル・ナスル加入後はチームタイトルに届いておらず、6月30日の前回契約満了による退団も噂されていた。

 そして、モロッコのウィダード・カサブランカ、ブラジルのボタフォゴ、メキシコのモンテレイ、さらにはサウジアラビアのアル・ヒラルなど、現在開催中のFIFAクラブワールドカップ2025に出場するクラブへの移籍の可能性が浮上。しかし、C・ロナウドはそれらのオファーを断り、アル・ナスルと2027年夏までの新契約を締結した。

 C・ロナウドは契約延長に至った経緯を『アル・ナスルTV』のなかで語り、「クラブW杯に出場するいくつかのクラブからオファーはあったけど、理にかなっているとは思えなかったんだ。なぜなら、僕はよい休息とよい準備を望んでいたからね。次のシーズンは、最後にワールドカップが控えており、とても長い戦いになる」と、悲願の初優勝を目指すFIFAワールドカップ26に照準を合わせていることを明かした。

「アル・ナスルだけではなく、代表チームのためにも準備したい。だから、(6月初頭の)UEFAネーションズリーグを(今季の)ラストゲームとして、オファーには耳を傾けないことにした。もちろん、この愛するクラブにいるためにね」

「次の2年間だけでなく、2034年、つまりサウジアラビアで開催される−−僕が最も美しいものになると信じているーーワールドカップの目標まで、僕はこのプロジェクトを信じているから、僕は残りたかった。あと2年、サウジアラビアのベストチームとリーグ優勝を目指して戦いたい。だから僕は幸せだよ」

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