女性のキャリア形成やリベラルアーツ教育に注力する女子大学は、首都・東京においても確かな存在感を放っています。なかには、社会的な評価や卒業生のネットワークなどを理由に、ブランド力の高さが語られる大学も多く存在します。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の主婦を対象に「ブランド力が高いと思う東京都の女子大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの主婦層から「ブランド力が高い」と支持を集めたのは、どの女子大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率15.6%の「津田塾大学」でした。小平市に本部を置く津田塾大学は、1900年に創立された「女子英学塾」を前身とし、1948年に設置された私立大学です。「個性を重んじる少人数教育と高度な英語教育により、高い専門性と豊かな教養を身につけたオールラウンドな女性を育成する」ことを教育理念としています。
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2024年に発行された新5000円札に肖像が描かれている「津田梅子」によって創立された伝統校。独自の英語教育や少人数制のセミナーなど、きめ細やかで質の高い教育を提供しているほか、30年以上続く伝統ある「女性学」を公開講座としているところも特徴です。女性の地位向上こそが日本の発展につながると信じ、女性の高等教育に生涯を捧げた津田梅子のイメージも、支持を集めたのではないでしょうか。
第1位は、得票率23.4%の「お茶の水女子大学」でした。文京区に本部を置くお茶の水女子大学は、1875年に開校された「東京女子師範学校」を前身とし、1949年に新制大学として設置された国立大学です。常に時代の変化に敏感でありつつも普遍的な真理を追究し、女性も男性も自由かつ対等に活躍できる、多様で豊かな人間社会を実現することを使命としています。
2025年で創立150年を迎える伝統校。すべての学生がITの知識を身につけ、応用できるような教育を行い、これからの社会に不可欠な数理・データサイエンス、AIの素養を持つ人材を育成しています。独自の高度な教育プログラムを展開しているだけでなく、女性が社会で活躍できる基盤のなかった時代から、女子教育のフロントランナーとして道を切りひらいてきたところも、支持を集めたのではないでしょうか。
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