「四大学未来共創連合」の憲章締結式で、記念撮影に応じるお茶の水女子大の佐々木泰子学長(左端)ら=1日午後、東京都文京区 東京科学大、一橋大、東京外国語大の「三大学連合」に、新たにお茶の水女子大が加わることになり、東京科学大・湯島キャンパス(東京都文京区)で1日午後、「四大学未来共創連合」の憲章締結式が行われた。
東京都内の国立大でつくる連合は、2001年に東京医科歯科大と東京工業大、一橋大、東京外国語大の4校で発足。東京医科歯科大と東京工業大の統合で三大学連合となり、各校で講義を受けられる「複合領域コース」を提供してきた。
新連合では、各校の強みを生かした社会課題解決型の共同教育プログラムを新設。大学院レベルでも連携し、分野を超えた共創型の研究を推進するとしている。
東京科学大の大竹尚登理事長は締結式で、「お茶の水女子大が加わることで、(連合の)多様性や共創の観点がさらに強化される」とあいさつ。お茶の水女子大の佐々木泰子学長は「地球規模の課題を解決できる人材の育成に当たり、(連合による)教育研究の連携が強力な後押しになると確信している」と述べた。