

私が問い詰めると、ヨウスケは自分のスマホを差し出してきました。「母さんからのメッセージ。本当はマリナには見せたくなかったんだけど……」その文面は私に対する憎悪に満ち溢れていて、思わず気分が悪くなってしまうほどです。


ヨウスケは困ったような顔をするだけ。その晩、私は悔しくて悲しくて布団のなかで泣きました。けれどこうしている間にも出産の日は刻々と近づいています。それまでには何としてでも結婚しなきゃ……! そのときふと私は思い立ったのです。

お義母さんが私を拒絶している理由がようやくわかりました。ヨウスケから見せられたスマホの画面にはひどい言葉が並んでいます。私との結婚は認めない、一生会うつもりもないと……。
どうしてそこまで言われないといけないのかわからないし、このままだとヨウスケと結婚できない状態のままお腹の子が生まれてしまいます。そこで私は元カノのエミさんに会って話をしようと思い立ちました。
私はお義母さんが経営するネイルサロンへ、エミさんを指名して予約を入れました。私が妊娠していると知れば、エミさんもさすがに引き下がってくれるはず。お腹の子のためにも、なんとしてでもこの状況を打開しなくてはいけません。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子