菊池雄星、6回途中3失点で4勝目 トラウト2ラン含む4打点、エンゼルス連勝で前半戦5割ターンに望み

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2025年07月13日 13:30  ベースボールキング

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ダイヤモンドバックス戦に先発登板したエンゼルスの菊池雄星
○ エンゼルス 10 − 5 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間7月12日 エンゼル・スタジアム>



 エンゼルスの菊池雄星投手(34)が12日(日本時間13日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回途中3失点の力投で4勝目(6敗)を挙げた。



 大谷翔平(ドジャース)と本塁打王、鈴木誠也(カブス)と打点王を争うダイヤモンドバックスの4番・スアレスに2打席連続でソロ本塁打を浴びたものの、5回まで3安打2失点の好投。味方打線は3番・トラウトの17号2ランなどで5回までに6点を奪い、菊池は4勝目の権利を得た。



 4点リードの6回も続投したが、二死一塁でアクシデント発生。5番・ネイラーに許した打球速度105マイル(約169キロ)の痛烈なピッチャーライナーが左肩をかすめるように直撃した。菊池はその場に倒れ込み、場内は騒然となったが、すぐさま起き上がり軽傷を強調。状態を確認するため投球練習を行うと大歓声が沸き起こった。



 自らOKサインを出し続投。しかし、二死一、二塁で続くグリチェクに中前適時打を許し3点目を失った。菊池はここで降板。ベンチへ下がる際は再びエンゼルスファンの喝采を浴びた。続くピンチを2番手・ゼファジャンが無失点で凌ぎ、菊池は5回2/3で93球、6安打3失点、5奪三振1四球の登板結果。防御率は3.11となった。



 エンゼルス打線は1点を追う4回、5番・アデルの適時二塁打で追いつくと、7番・ソレアの右犠飛で逆転に成功。その後もトラウトの2ランなどで加点し、1点差に迫られた8回もトラウトの2点適時打などでダメ押しとなる4点を加えた。リリーフ陣はダイヤモンドバックス打線の反撃を何とか凌ぎリードを死守。連勝で今季の通算成績を47勝48敗とし、球宴前ラストゲームとなる明日の同戦に勝利すれば前半戦を勝率5割で折り返す。



 今季エンゼルスに加入した菊池は、前半戦チームトップの20先発&113イニングを消化し、4勝6敗ながら防御率は3.11と安定。15日(同16日)に行われるオールスターゲームのメンバーにも選ばれたが、登板間隔の関係で出場メンバーから外れた。

このニュースに関するつぶやき

  • 大谷翔平も含めてトラウトが日本人投手の時に本塁打打って援護したのは初めてじゃないかな!
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