【競泳】大橋信が驚異的高校新 従来の高校記録は13年前、当時の世界記録を上回り世界に衝撃

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2025年07月21日 19:22  日刊スポーツ

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大橋信(2024年3月撮影)

<競泳:近畿高校選手権>◇第1日◇21日◇滋賀・インフロニア草津アクアティクスセンター◇男子200メートル平泳ぎ決勝



大阪・四條畷学園高2年の大橋信(16=枚方SS)が驚異的な記録で優勝した。


2分6秒91の高校新記録で優勝。12年に山口観弘がマークした2分7秒01(当時の世界記録)を13年ぶりに更新し、2分6秒台に入った。


24年パリ五輪銅メダル相当となる好記録。自らが持っていた2分7秒27の世界ジュニア記録も更新した。


現在、シンガポールで行われている世界選手権は27日に競泳が開幕。その代表入りを懸けた3月の日本選手権決勝では、2分9秒35の4位で2枚の切符に届いていなかった。


◆従来の高校記録 鹿児島・志布志高3年だった山口観弘が、12年9月の岐阜国体で2分7秒01の世界新記録。憧れの北島康介が当時持っていた2分7秒51の日本記録も上回った。世界に衝撃を与えたが「正直、狙っていたのは(史上初の)6秒台でした。『史上初』とか『人類初』という言葉が好き。どっちかと言うと悔しい。もう少し後半が…課題が残るレースではあります」と振り返っていた。同種目は北島が04年アテネ、08年北京五輪で2連覇。日本のお家芸として知られ、17年1月には渡辺一平が山口を上回る2分6秒67の世界新記録。現在の日本記録は2分6秒40(21年、佐藤翔馬)、世界記録は2分5秒48(23年、覃海洋=中国)。

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