知らないと損!貯めたポイントの上手な使い道とは?

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2025年07月23日 11:30  All About

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皆さんは「貯まったポイント」を、どのように使っていますか? お買い物などでもらえるポイントは、貯め方だけでなく、使い方にも気を使いたいですね。この記事では、上手なポイントの使い道について解説します。※サムネイル画像出典:maroke/PIXTA(ピクスタ)
皆さんは「貯まったポイント」を、どのように使ってらっしゃいますか? ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。期間限定ポイントは、利用期間が1カ月、2カ月などと限定されており、いつの間にか失効していたということも少なくありません。

お買い物などでもらえるポイントは、貯め方だけでなく、使い方にも気を使いたいものですね。

使い道1:お金の代わりに決済で使う

ポイントの使い方としてまず多いのは、買い物時にお金の代わりとして決済に使う方法でしょう。ネット通販でポイント払いをしたり、QRコード決済にチャージして街のお店で使ったりでき、物価高の今とても助かりますね。

お得に使う代表格は、なんといっても「ウエル活」です。ドラッグストアの「ウエルシア」で毎月20日に「WAONポイント」を利用すれば、1ポイント=1.5円換算で買い物ができるのです。

WAONポイントはイオングループを中心とした共通ポイントですが、「Vポイント」をWAONポイントに交換できますので、Vポイントのもっともなお得な使い方と言えるでしょう。

ポイントを携帯料金やクレジットカードの支払いに充当するのも1つです。ここでもっともお得なのは「dポイント」です。ドコモのケータイ、ドコモ光、ドコモでんきなど、毎月の料金の支払いにdポイントを利用するとランクに応じて最大5%の料金充当額が追加されます。

使い道2:ポイント交換

また、集中して貯めているポイントがある方は、AポイントからBポイントに交換するといった「ポイント交換」の利用もうれしいサービスです。ほとんどの場合は、1ポイント=1ポイントの交換レートが多いですが、場合によっては1ポイント=0.8ポイントなど独自レートがある場合もあるので注意が必要です。

ポイント増量で忘れてはいけないのが、Pontaの「お得なポイント交換所」でしょう。au PAY マーケット専用ではありますが、お得なポイント交換所を通すことで、誰でもポイントを1.1倍に交換できます。「auスマートパスプレミアム」に加入している場合は、1.2〜1.5倍に交換できるのでさらにお得です。

使い道3:ポイント運用・ポイント投資

最近多いのは、ポイント運用やポイント投資に使う方法。ポイントで投資するので、万一損失が出ても自分のお財布がいたむわけではなく、投資を体験してみるのにぴったりです。

投資に興味があり、さまざまな投資対象を体験してみたいという人は発生したポイントを全てポイント運用に回す「自動追加機能」を利用するのも1つの方法です。

自動追加機能は各ポイントとも設定可能ですが、特に筆者がオススメなのは、選択コースの多い「PayPayポイント」。新しい投資コースも定期的に追加されるので、疑似的に投資体験をするのにぴったりです。

筆者の活用方法を紹介

筆者はahamo利用者ですが、「dポイント」は4つ星ランクなので、料金充当に当てています。例えば、5000円の携帯料金のうち3000ポイントのdポイントを使う場合、支払いには3060円が充当されます。

また、dポイントはポイント交換の増量キャンペーンを定期的に実施しています。前回の2025年3月時には、増量率は10%アップ、抽選で最大20%増量されました。筆者ももちろん、常にキャンペーンを待ってポイント交換をしています。

ポイントを使うときの注意点

ポイントをお得に使う基本のキとして、ポイントが失効してしまった!という失敗がないように気を付けることが大事。

ポイント管理アプリを使えば、ポイント失効が近づくとアラームをあげてくれます。アプリごとに、管理機能がありますが、「マネーフォワード ME」や「マネーツリー」などの家計簿アプリなら、各ポイントを一括管理できます。

自分にとってお得な使い方を見つけよう

ポイントはついついお得に貯めることに目がいってしまいますが、貯金ではありません。ある日、利用できなくなってしまう、といった可能性もゼロではありません。お得に貯めて、お得に使うのが原則。

家計の足しに使うのか、自分へのご褒美の買い物など楽しみに使うのか、投資など興味のあるものに使うのか、人それぞれ。せっかく貯めたポイントなので、お得に賢く使ってください。

文:酒井 富士子(経済ジャーナリスト)

「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長歴任後、リクルートに転職し、定年あるじゃん、あるじゃん投資BOOK等の立ち上げ・編集に関わる。2006年にお金専門の制作プロダクション「回遊舎」を創業。「ポイ活」の専門家としても情報発信を行う。
(文:酒井 富士子(経済ジャーナリスト))

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