限定公開( 3 )
東京・歌舞伎町を見下ろすゴジラヘッド像でおなじみの「ホテルグレイスリー新宿」が開業10周年を記念して、新コンセプトルーム「ゴジラVSキングギドラルーム」をオープン。ねとらぼ編集部が現地を取材しました。
最上階にあるゴジラ一色の特別フロアに新登場した「ゴジラVSキングギドラルーム」は、新宿を舞台に展開するゴジラとキングギドラのバトルを、ゴジラ映画の監督気分で臨場感たっぷりに体感できる一室とのこと。
エレベーターを降りて8階フロントロビーを目指して歩き出せば、映画『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』をイメージしたジオラマセットが飛び込んできます(※)。さらに壁にも歴代ゴジラシリーズのポスターもズラリと並んでいて胸が高なります。
(※)取材時。2025年7月8日より別のジオラマに変更されています。
そしていよいよゴジラムード一色となる最上階に到達。ついに「ゴジラVSキングギドラルーム」にねとらぼ編集部が足を踏み入れました。
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室内は1991年公開の映画『ゴジラ VS キングギドラ』がモチーフになっており、1/50スケールでゴジラとキングギドラがにらみ合っている様子は迫力満点! 一触即発の表情が本当にリアルで、いくら見ていても見飽きない格好よさをそれぞれから感じました。
またこの部屋最大の特徴は、室内に宿泊者自らが操作できる「スイッチ盤」が備えられていること。各種スイッチを操作することにより、ゴジラやキングギドラの鳴き声、効果音、キングギドラの口やゴジラの目・口・背びれの照明を自在に操作できるほか、9種類の演出照明を使うことにより、特殊技術監督になった気分で自分好みのシチュエーションを作り上げられます。
また、監督といえばやっぱりディレクターズチェアとカチンコとメガホンですよね、と思っていたらちゃんとありました。さすがホテルグレイスリー、抜かりがない……!
このほかにもミニチュアビル型のスツールとテーブル、ミニチュアビル群といった“セット”にはキャスターがついており、自由自在の場所に動かせるのですが、このセットにはゴジラファンならクスッとくる小ネタが満載なので宿泊の際にはぜひ注目してほしいポイントです。
個人的に驚きだったのは、おなじみの東宝マークを刻印した小さな木箱がベッドサイドに置かれていたことです。これは撮影中によく使用される「箱馬(はこうま)」というアイテムなのですが、うまく組み合わせることでベッドスツールとして活用されていました。東宝印の箱馬といえば特撮ファンはもちろん、映像業界関係者なら胸が熱くなるポイントなので、これは東宝ファンも思わず唸るのではないかと思いました。
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そしてベッドには、映画『ゴジラ VS キングギドラ』の中でゴジラを迎え打つために登場した「92式メーサー戦車」が描かれたベッドカバーが宿泊者を待ち構えています。
そんなベッドにゴロリと寝転べば、ベッドルームの壁には、ミニチュアセット図面、絵コンテ、ピクトリアルスケッチといった貴重な資料が広がっており、ゴジラファンにとってはまさに夢の光景が広がっています。こりゃもう寝ている場合じゃない……!
このほかにも、バスルームには『ゴジラVSキングギドラ』の名シーンと名台詞が集約された巨大なパネルが貼り出されていたり、トイレには西川伸司さんのデザイン画を元にしたというメカキングギドラの設計図が広がっていたりと、ゴジラファンにとっては本当に夢のような部屋が広がっています。
たった1室だけ用意されているという超レアなこちらの部屋は、2025年7月1日から宿泊利用が始まっています。
32平米のコンフォートツインで定員2名。宿泊費は12万2400円〜の価格変動型となっており、予約は「ホテルグレイスリー新宿公式サイト」より可能です。
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またゴジラファンには、8階フロアに位置する「カフェテラス ボンジュール」の利用もオススメ。
「ゴジラVSモスラ パンケーキ島の決戦」(3300円)、「アート和パフェ(キングギドラ Ver.)」(2420円)といったゴジラモチーフのスイーツに加え、「ゴジラプリンアートラテ」(1870円)、ゴジラプリントアートソーダ(1870円)などのゴジラモチーフのドリンクが用意されています。
「ゴジラVSキングギドラルーム」に宿泊した後はゴジラヘッドを眺めながらゆっくりとゴジラモチーフスイーツを堪能し、ゴジラ尽くしの1日を過ごしてみてもいいかもしれません。
(Kikka)
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