
■MLB レッドソックスードジャース(日本時間27日、フェンウェイ・パーク)
ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのレッドソックス戦に“1番・DH”で出場し、1回の第1打席に2試合ぶり38号ホームランを放った。フェンウェイパークでのホームランはエンゼルス時代の2021年5月以来、約4年2か月振りとなった。
前日26日はノーアーチで連続試合本塁打は5でストップした大谷、それでも、元祖“二刀流”のベーブ・ルースが選手をスタートさせた最古の球場・フェンウェイ・パークでのプレー。ボストンでは15試合で62打数19安打、打率は.306、2本塁打。相性はいい球場だが本塁打はあまり生まれていない。レッドソックスの先発は今季11勝で6月1日から負けなしの7勝中、左腕のG.クロ−シェイ(26)。通算成績は5打数無安打4三振と苦手な投手。
1回の第1打席、甘く入ってきたボールを逃さずに完璧に振りぬくと、打球はスタンドへ。打球速度は173.8キロ、飛距離126m、角度は36度、滞空時間の長いアーチ、連続試合本塁打は止まったが2試合ぶりの38号ホームランとなった。直近13試合で8本目、完全に量産モードに突入し、前日26日、K.シュワーバー(32、フィリーズ)が1試合2本塁打放ち、E.スアレス(34、ダイヤモンドバックス)に並び36号で大谷に1本差に迫ったが、突き放した。クロ−シェイはキャリア初のドジャース戦での失点となった。
チーム今季105試合目で38号に到達し、124試合目でマークした昨年よりも19試合早いペースで量産態勢をキープ。今季58.6本ペースで自己最多更新に期待が高まる。
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