
ヨチヨチと飼い主に歩み寄るカエルが「可愛すぎる」とXで話題を集めている。
投稿された動画に写って得るのは、手足が短く、ずんぐり丸いシルエットがかわいいミヤコヒキガエルという種のカエルで、名前は「アンバーさん」。飼い主の方を黒く丸い目でじっと見つめながら、ゆっくり歩みよる様子は「はやくごはんちょうだい!」とお願いしているような切なげな表情が可愛く、何とも癒される動画だ。
投稿したのは、YouTube登録者数41万人以上、たくさんのカエルと暮らす、ぴよ@カエルと暮らす(@PIYO_KAERU)さん。詳しく話を聞いた。
――元々人懐こいカエルだったんでしょうか。
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ぴよ:アンバーは比較的最初から人に慣れている子で、食いしん坊なので最初からよくこちらによって来てくれていました。投稿した動画のように、私を見上げながら追いかけるようになったのはここ3年くらい。手に虫や人工餌など、ごはんを持っていることを学習したようです。
――懐いている理由は?
ぴよ:正確に言うと懐いているのではなく、人に慣れているという状態。アンバーは特別人を怖がらないのが理由だと思います。他の子達がびっくりして逃げるような状況でも、アンバーは全然怖がったり驚いたりしないんです。
実は片目が見えておらず、そのせいかもしれませんが、自分よりかなり大きな生き物や人間を見ても怖がらずに近づいてきます。
――カエル飼育の注意点やアドバイスは?
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ぴよ:アンバーはミヤコヒキガエルという種類なのですが、一般的には比較的臆病な種類で、人に慣れた子でも驚くことがあるとピョンピョン逃げてしまう子が多いです。
カエルにもそれぞれの性格がありますが、できるだけ驚かせないようにして、ごはんをくれる人と覚えてもらえたら、アンバーのようなかわいい仕草を見せてくれるようになるかもしれません。
◇ ◇
SNSでは「こんな風になるのは特殊訓練されたアンバーさんだけ」「うちの犬みたい」「うちの子もこうなればいいな…」などの反響が集まりました。愛情を持って生き物を育てる楽しさ、素晴らしさが分かる動画、ぜひご覧いただきたい。
(まいどなニュース特約・米田 ゆきほ)
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