航空自衛隊のF2戦闘機(空自ホームページより) 中谷元防衛相は8日の閣議後記者会見で、茨城県沖で航空自衛隊のF2戦闘機が墜落した事故当時の状況について、パイロットがエンジンの不調と推力低下を通報後、緊急脱出したことを明らかにした。エンジンに何らかのトラブルが生じた可能性があり、空自が詳しい事故原因を調べている。
事故は7日、茨城県沖の太平洋上で発生。訓練中のF2戦闘機(単座)が墜落し、脱出したパイロットが救助された。防衛省によると、パイロットはエンジンの不調などを空自防空指令所の兵器管制官に通報後、脱出したという。機体は水没しており、引き揚げ作業を検討する。