
電車内での些細な出来事が、思わぬトラブルに発展することは少なくない。投稿を寄せた神奈川県の50代女性は、電車内で体験した出来事を明かす。
ある日、車内で立っていた女性が手に持っていた日傘が、電車の揺れで前に座っていた男性にあたってしまった。すると男性は突然、大声で怒鳴りつけてきたという。(文:長田コウ)
「痛いじゃないか!ちゃんと持ってろよ!」
「その男性は何も言えなくなり、急に寝たふりをしだしました」
この展開に、女性は「きちんと持ってなかった私も悪いのですが」と前置きし、当時を振り返った。
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「そんなに怒鳴らなくても…とムッとしましたが、公共の場で喧嘩してもと思い、深めに頭を下げて『失礼しました。本当に申し訳ございません。』と敢えて丁寧に謝りました」
この丁寧すぎるほどの謝罪が意外だったのか、男性の態度は大きく変わったそう。
「その男性は何も言えなくなり、急に寝たふりをしだしました。それでも、周りの視線が気になったのか、しばらくすると、席を立って隣の車両に行ってしまいました」
怒鳴っていた男性が去り、一件落着かと思いきや、今度は女性の方が周囲の視線を感じて居づらくなってしまったという。それでも「そこで降りたら負けな気がして」と、目的の駅まで何事もなかったかのようにその場に立ち続けたそうだ。
キャリコネニュースでは「電車で遭遇したトラブル・ハプニング」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/YF2GXC57
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