ブリュワーズ戦に先発した今永昇太● カブス 1 − 4 ブリュワーズ ○
<現地時間8月21日 リグリー・フィールド>
カブスの今永昇太投手(31)が21日(日本時間22日)、本拠地でのブリュワーズ戦に先発登板。7回3安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず6敗目(8勝)を喫した。「3番・指名打者」でフル出場した鈴木誠也外野手(31)は4打数無安打1四球。カブスの連勝は「3」で止まり、同地区首位・ブリュワーズとのゲーム差は再び「7」に広がった。
今永は初回、先頭のフリリックに中前打を許すも、続くコリンズを三ゴロ併殺に仕留めるなど無失点スタート。2回は先頭の4番・イエリッチに四球を与えると、二死後、7番・チュラングに2ボール後の低め直球を右翼席へ運ばれ2点を先制された。
3回も先頭打者の出塁を許したが後続をピシャリ。4回以降はテンポ良くアウトを重ね、3イニング連続で3者凡退をマークした。7回も先頭のイエリッチを91.8マイル(約148キロ)の外角直球で見逃し三振に仕留め、これで3回途中から13打者連続アウトを記録。続くボーンには四球を与えたものの、後続を退けこの回もゼロを刻んだ。
今永は7回98球、3安打2失点、5奪三振2四球の好投を見せたが、1−2と1点ビハインドの状況で降板。2試合連続でHQS(ハイ・クオリティ・スタート=7回以上、自責点2以下)を記録し防御率は3.03に良化したが、この日も打線の援護に恵まれず、これで直近4戦連続未勝利となった。
カブス打線は5回以降5イニング連続で先頭打者が出塁するも、計11残塁の拙攻が響き1得点止まり。鈴木誠也は遊ゴロ併殺、左飛、四球、見逃し三振、三ゴロと4打数無安打1四球の結果で、打率は.245、OPSは.803にダウンした。