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千葉県警行徳署は21日、会社を経営する市川市の男性(73)が、交流サイト(SNS)を通じて株式投資を持ちかけられ、約1億8400万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、男性は5月に、インターネットサイトを閲覧したのをきっかけに連絡を取るようになった「AI株式分析」の日本人女性をかたる人物から、「選ばれた人だけが投資できる市場がある」などと投資を勧誘された。「株式投資のカスタマーサポート」をかたる人物ともLINEでやりとりするよう誘導され、株の購入資金として5月17日〜8月5日に7回にわたって複数の金融機関の口座に現金を振り込んだ。
利益を引き出そうとしたところ、さらに「税金とファンド費用が必要」などと要求され、さらに2回、送金したという。行徳署はSNS型投資・ロマンス詐欺事件として捜査し、同種の事件が増えているとして警戒を呼びかけている。【柴田智弘】
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