【AI予想・キーンランドC】秋の大舞台へ弾みをつける! 人工知能は安定感抜群の古豪に期待

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2025年08月23日 20:00  netkeiba

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ウインカーネリアン(撮影:下野雄規)
 今週の日曜日は、札幌競馬場でキーンランドカップ(GIII)が行われます。

 過去10年のキーンランドCでは、関東馬が5勝2着3回3着4回。関西馬が5勝2着7回3着6回となっており、ほぼ互角の成績と言えます。しかし、勝率や連対率、複勝率は関東馬の方が高い数字となっていますし、単勝や複勝の回収率でも関東馬が優勢となっています。関東馬の単勝回収率は108%、複勝回収率80%。それに対して、関西馬の単勝回収率は40%、複勝回収率は58%となっています。

 期待値の面で言えば、関東馬の方が高くなっています。昨年のキーンランドCでも関東馬のサトノレーヴが優勝。また、23年に8番人気で2着に入ったシナモンスティック、21年に9番人気3着セイウンコウセイなどの関東馬が人気薄で好走しています。

 今年のキーンランドCに出走予定の関東馬は3頭と少ないですが、近年の傾向から注目して損のない馬と言えるかもしれません。そんなキーンランドCで、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆秋の大舞台へ弾みをつける

 今週のキーンランドCでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるウインカーネリアンでした。

 週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しウインカーネリアンに高評価が与えられました。

 ウインカーネリアンは美浦所属の関東馬。前走は海外のアルクオーツスプリント(G1)に出走し2着。関東馬で前走3着以内というデータに当てはまる馬となっています。

 そのアルクオーツスプリントでは好スタートからハナを奪う積極策。一旦は後続を突き放す見せ場十分の内容。ゴール前で勝ち馬に差し切られてしまいましたが、海外の強豪相手に堂々たる競馬を見せています。

 ウインカーネリアンは今年で8歳になるベテランですが、近3走は京阪杯(GIII)で2着、シルクロードS(GIII)で3着、そして前走のアルクオーツスプリントで2着と安定しており、年齢的な衰えを感じさせない走りを見せています。また、昨年の高松宮記念(GI)では初めての芝1200mだったにもかかわらず、一線級相手に4着と善戦し地力の高さも十分。

 今回は海外遠征帰りとなりますが、最終追い切りでは力強い動きを見せていましたし、状態面に不安な点はなさそうです。秋のビッグレースでの活躍が見込まれる古豪ですし、そこへ弾みのつくような走りを期待したいところです。

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