
財布をなくした経験は誰にでもあるだろう。しかし、信じられないほど不運が重なった人もいるようだ。投稿を寄せた千葉県の60代男性は、過去に3度も財布を失い、そのたびに3万円をなくすという奇妙な体験をしている。
最初の悲劇は、当時付き合っていた彼女からプレゼントされた財布を失ったことだ。
「スーパー銭湯のロッカーに入れておいたら盗まれた」
財布の中には「3万円」が入っていた。警察に届け出たものの戻ってはこなかったという。もちろん男性は、大切なプレゼントを失くしてしまったことを彼女に謝った。これが原因になったのか、2人はその後別れてしまったという。不運はこれだけではない。(文:西荻西子)
続く財布トラブル、被害額はまたも3万円
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またしても財布の盗難に遭ってしまったのだ。
「駐車場に停めていたクルマの窓ガラス割れて盗まれた」
財布に入れていた金額は、またも3万円。前回と同様に警察に届けを出したが、この時も財布は戻らなかった。
さらに、バイクに乗っていたときにも災難が降りかかった。走行中、「財布が落ちた」ことに気が付き、慌ててUターンをした。しかし
「Uターン禁止区域だったらしく、速攻で白バイに追尾(された)。事情を説明するも信じてもらえず。財布には免許証も入ってたので免許証不携帯でキップ切られた」
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落とした財布を探そうとした結果、交通違反で罰金を払うハメになるとは踏んだり蹴ったりだ。そして、この時に財布に入っていたのも、また「3万円」だった。なぜか毎回3万円を失うという不思議な偶然を経て、男性は、
「この事以来、財布には1万円以上入れないようにしています」
と、固く心に誓ったという。