ロッテ・ソト(撮影=岩下雄太) 「(オールスター明けのバッティングは)良いと思います」
ロッテのネフタリ・ソトはオールスター明け、21試合に出場して打率.279(61打数17安打)、2本塁打、8打点の成績を残す。
オールスター明け初戦となった7月27日の日本ハム戦、「追い込まれていたのでシンプルにストライクゾーンに来た球をしっかり打ち返すことだけを考えていたよ。しっかり捉えることができて良かったよ」と4回に第9号3ランを含む3安打。7月31日の楽天戦、「相手のピッチャーが良い投球をしている中で、点を取ることができて良かったよ」と6回に適時内野安打を放つと、7回には「相手投手のほうがプレッシャーのかかる場面だったし、自分の狙っていたところにきたのでそれをしっかり自分のスイングで捉えることができた」と2点適時二塁打を放つなど、2安打3打点の活躍。
8月に入ってからも1日の西武戦で「ランナーを返すことができて良かった」と5回に適時打を放ち、3日の西武戦でマルチ安打。13日の日本ハム戦では「良いストレートを投げる投手なので積極的に打ちにいったよ。しっかり捉えることができて良かったです」とDeNA時代から合わせると8年連続となるシーズン二桁本塁打を達成した。
DeNA時代には18年と19年に2年連続本塁打王に輝き、ロッテに加入した移籍1年目の昨季はDeNA時代以来となるシーズン20本塁打(21本塁打)を放つなど、日本通算192本塁打を放つ長距離砲。
長打へのこだわりについて訊くと、「調子が良ければ長打が出るので、そこまで意識はしていません」とのことだ。
長打で言えば、パ・リーグ最多タイ記録となる4打席連続本塁打を放った山口航輝、現在チームトップの11本塁打を放つ山本大斗といった“期待の右の長距離砲”がいる。同じ右の長距離砲の先輩として、「彼らのサポートをできることがあればサポートしたいし、彼らがうまくいうようになんでもやっていきたいです」と、山口、山本の打撃技術向上に繋がるようなアドバイス、自身の経験などを伝えていきたい考えを持つ。
その一方で、山本、山口といった長打を打てる選手が増えたことで、主にファースト、指名打者で出場してきたソトがベンチを温める日が増えてきたのも事実。ベンチスタートの時には「特別なことはないんですけど、試合の流れを見て自分がもし出たら、どうしたらいいかという準備だけしています」と、いつ出番が来ても良いように、戦況を見つめている。
チームとしてはVision2025を掲げながら、29日にリーグ優勝の可能性が完全に消滅した。ソトは残り試合も、「コントロールできることは全力を出し切ることなので、最後の試合まで全力プレーをしたいと思います」と、全力で戦い抜くことを誓った。
(ネフタリ・ソト選手通訳=ラファエル・フェルナンデス通訳)
取材・文=岩下雄太