
音によってお湯と水を判別するマシーンがSNS上で大きな注目を集めている。
「音だけでお湯と水を判別する機械できたよ〜」
と件のマシーンを紹介したのはエンジニアの由井河あきらさん(@Akira_Yuikawa)。
そばに置いたコップに水を注ぐと、温度によって生じる微妙な音の違いでそれがお湯か水か即座に判別してくれるこのマシーン。Googleの機械学習モデル作成ツール「Teachable Machine」を利用しているそうだが、どのように誕生したのだろうか?
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由井河さんにお話を聞いた。
ーーこのマシーンを思い付かれた経緯を。
由井河:音で温度が判別できるというのは昔、本か何かで読んで知識として知ってはいました。最近、水分補給を呼びかけるツイートをきっかけに思い出して、実際にできるかどうか試してみた次第です。
ーー製作にあたり苦心されたことは?
由井河:学習データを作るためにコップに注ぐ作業を何度も繰り返したので、結果として水をたくさん飲むことになりました。
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ーー投稿に大きな反響がありました。
由井河:「微妙に違うなとは感じていたけれど、聞き比べるとこんなに違うんだ!」という人が結構いたので作った甲斐がありましたね。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「結構昔、お湯と水の音って違うよねーって周りに話したら誰も共感してくれなかったけど間違ってなかったんや!」
「見ました〜 音違うんですね…… 熱ければ熱いほど、キンキンに冷えるほど変わるのでしょうか カラーセンサー導入の安心感が良いです」
「おしっこっぽい音がほっとだ。」
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など数々の驚きの声、共感の声が寄せられた今回の投稿。由井河さんはYouTube動画「水とお湯を音で聞き分ける装置【機械学習】」でこの装置の詳細を紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)