米大リーグのヤンキース、カブスで5年間プレーし、日本ハムで外野手として4年間活躍したブライアン・デイエット氏が7日(日本時間8日)、自宅のある米テネシー州で死去した。68歳だった。地元紙ハートフォードクーラントが9日、報じた。約25年間、パーキンソン病と闘っていたという。
デイエット氏は78年にドラフト16巡目でヤンキース入団。83年にメジャーに昇格した。84年オフにカブスに2対4のトレードで移籍。トレード相手には94年に巨人でプレーしたヘンリー・コトー外野手が含まれていた。87年には自己最多の97試合に出場し、打率2割7分7厘、5本塁打、25打点の成績を残した。大リーグ通算では218試合に出場し、打率2割5分8厘、14本塁打、68打点だった。
88年、新外国人としては異例の長期となる4年契約で日本ハムに入団した。ひげをたくわえ、グリップを落とし気味に構える個性的なフォーム。いきなり来日1、2戦目で連続本塁打を放った。
来日2年目の89年には84試合に出場。9月28日オリックス戦では大島康徳、ブリューワとともに3者連続本塁打を放つなど、打率2割7分8厘、14本塁打、41打点と活躍した。NPBでは91年までの4年間で145試合に出場し、打率2割6分8厘、21本塁打、66打点だった。
引退後はマイナーリーグの監督や打撃コーチとして指導にあたっていた。14年にはレンジャーズのコーチとしてメジャーリーグに復帰した。
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