成田国際空港や幕張メッセなど、日本屈指の拠点を有する千葉県。県内の市町村にも、響きや語感に個性が光る「かっこいい地名」が数多く見られます。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関西地方在住の男女を対象に「名前がかっこいい千葉県の市町村」というテーマでアンケートを実施しました。
関西地方在住者から支持を集めたのは、どの市町村だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位に選ばれたのは、得票率5.7%の「山武郡九十九里町(さんぶぐん くじゅうくりまち)」でした。千葉県の東部に位置する九十九里町は、九十九里浜のほぼ中央にあり、イワシ漁の中心地として発展してきたエリアです。海水浴場やサーフスポットをはじめ、イワシ漁の資料館を備えた「海の駅九十九里」などの観光名所が点在。また、全国を測量して日本地図を完成させた伊能忠敬の生誕の地としても知られています。
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名前の由来となった九十九里浜は、かつて「玉の浦」と呼ばれていましたが、源頼朝の命令によって1里ごとに矢を立てたところ、99本になったため「九十九里浜」と呼ばれるようになったといわれています。九十九里浜の果てしなく続く海岸線のスケール感も、支持を集めた理由かもしれませんね。
第1位を獲得したのは、得票率6.4%の「木更津市(きさらづし)」でした。千葉県中西部に位置する木更津市は、江戸時代から港町として発展してきたエリアです。都心部へのアクセスの良さと豊かな自然、温暖な気候に恵まれています。「久津間海岸」などの広い干潟も多く、潮干狩りを楽しめる点も魅力です。また、東京湾アクアラインが開通したことで大型商業施設が進出しているため、買い物にもあまり困らないでしょう。
木更津の地名は、日本最古の歴史書『古事記』に登場する「日本武尊伝説」に由来するといわれています。日本武尊(やまとたけるのみこと)は、后の弟橘媛(おとたちばなひめ)が海に身を投げたのを深く悲しんだと伝えられており、「君不去」から「きさらづ」と呼ばれるようになったそうです。
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