【中日】祖父江大輔 爆笑の引退あいさつ全文「もう大野のおならのにおいがかげないと思うと…」

0

2025年09月20日 21:57  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

中日対ヤクルト 引退セレモニーであいさつをする祖父江(撮影・森本幸一)

<中日3−0ヤクルト>◇20日◇バンテリンドーム



今季限りで引退する中日の祖父江大輔投手(38)が引退セレモニーでユーモアを交えながら12年間のプロ生活に感謝した。全文は以下の通り。


   ◇   ◇   ◇


まず始めにこのような引退セレモニーを企画していただいた中日ドラゴンズ関係者のみなさま、ヤクルトスワローズのみなさま、最後まで残ってくれたファンのみなさま、ありがとうございます。


頭がまっ白なんですけど、紙を持ってくるのを忘れました!なので思ったことをしゃべりたいと思います!


12年間ドラゴンズにお世話になりました。その時間は僕にとって、最高の時間でした。12年間、いろんな方に支えられ、ここまでやってこられました。最高の仲間と出会い、僕は幸せ者です。明日からこのメンバーと野球ができないと思うと、すごく悲しいですけど、もう(代名詞の)『眼光ビーム』を卒業できると思うと、ほっとしています!


そして大野雄大、田島慎二、高橋周平と3人で優勝して、おいしいお酒を飲もうという目標は達成できませんでしたけど、来季からの3人の活躍を楽しみにしています。もっとロッカーで、いろんな話をしたかったなと思います。もう大野のおならのにおいがかげないと思うと、泣きそうになります。


そして、今まで近くで支えてくれた妻、子どもたち。球場に行く前に「頑張ってね」と言ってくれる言葉がパパの一番の活力でした。これからはパパの応援はできないと思うけれど、パパが全力であなたたちの応援をします。


そして父ちゃん、母ちゃん、野球を教えてくれてありがとう!父ちゃんと野球を始めて、ここまでやれたのは、本当に父ちゃんが原点だからです。またゆっくりキャッチボールでもしよう!


最後ですが、多く残ってくれたドラゴンズファンのみなさま、スワローズファンのみなさま、(登場曲の)宙船が流れて、大きな声援を送っていただき、ありがとうございました。本当に力になりました。今日は三振を取るぞと意気込んで来たんですけれど、まさかのセンター前(安打)を打たれてしまい、井上監督から『お前らしいな』と言われました。自分らしさが分かりません。井上監督、ありがとうございました。


もう頭がまっ白になりました、ここで終わりたいと思います。本当に16年間…間違えました、12年間でした、12年間! 最高の野球人生をありがとうございました!

    ニュース設定