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元巨人の江川卓氏(70)と阪神OB会長の掛布雅之氏(70)が28日、都内で行われた「週刊ベースボール創刊4000号記念トークショー」に登壇し、ファンから寄せられた「印象に残っているヤジ」について語り合った。
掛布氏は「打てなくて応援をボイコットされたことがある。シーンと静まり返ってね。これが一番つらかったね。ヤジを飛ばされる方がまだ楽」と苦笑いで回想した。
江川氏はビジター球場でヒーローインタビューに答えていた際、石が落ちてきたことがあると告白。「危なかったですよ。ゴーンって。相手(ファン)も一生懸命応援していますから」と明かすと、掛布氏も甲子園で大きな石が飛んできたと便乗。さらに「5円玉や10円玉を投げられて。当たるんだもの」と続け、当時三遊間でコンビを組んでいた現阪神2軍監督の平田勝男氏(66)から「掛布さん、本当にグラウンドにお金が落ちていますよ」と突っ込まれたエピソードを披露した。
ソフトバンクの前身、南海ホークスで通算1773勝を挙げて黄金期を築いたプロ野球史上最多勝監督の鶴岡一人さんは「グラウンドにゼニが落ちている」との名言を残している。グラウンドで結果を出せばお金を稼げるという意味で知られる言葉を、思わぬ形で体現していたことを振り返り、会場の笑いを誘った。
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