来場者、愛知を上回る＝累計２２２０万人―大阪・関西万博

　日本国際博覧会協会は２９日、大阪・関西万博の２８日までの一般来場者数（速報値）が累計で２２２０万５４８３人となったと発表した。来月１３日の閉幕まで２週間を残す中、２００５年愛知万博の来場者総数（約２２０５万人）を上回った。

　開幕当初は機運の盛り上がりに欠け、来場者は１日当たり１０万人を下回る日が続いていたが、ＳＮＳ上での口コミの広がりもあり徐々に増加。今月１２日から２８日までは１７日連続で２０万人超が訪れた。会場内は人であふれ、パビリオンや万博グッズの販売店の前では長蛇の列ができており、混雑対策が求められる。