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広島の3連覇に貢献した田中広輔内野手(36)と松山竜平外野手(40)がともに今季限りで退団することが30日までに分かった。来季の構想外であることを伝えられた上で球団と話し合い、功労者として引退試合などの提案もあったが、両選手ともに固辞。来季も現役を続ける意志が固く、自由契約となり、他球団での現役続行を目指すこととなった。
田中はJR東日本から13年ドラフト3位で入団。16年から主に1番打者として、同学年の菊池、丸(巨人)との「タナキクマル」トリオとして打線のけん引役を担った。ここ数年は出場機会が減り、今季は14試合の出場にとどまった。ただ、ウエスタン・リーグでは打率3割3分3厘、2本塁打、22打点、6盗塁をマークし「まだできるし、このまま終われないでしょう」と話していた。
松山は九州国際大から07年の大学社会人ドラフト4位で入団。巧みなバットコントロールで3連覇時には中軸も任された。その後は左の代打として存在感を発揮したが、今季はここまで1軍出場はなし。2軍では打率2割6分5厘、1本塁打、14打点。2軍でも限られた出場機会にとどまり不完全燃焼の思いが強く、現役続行を希望している。
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