
自民党の新総裁に高市早苗氏が選ばれたことについて、イギリスでは「マーガレット・サッチャー元首相を尊敬する初の女性総理が誕生する見通しだ」と伝えています。
イギリスBBCは、高市氏について、長年、サッチャー元首相を尊敬しているとし、「鉄の女になるという野望の実現に近づいた」と指摘しました。
ただ、高市氏が強硬な保守派であり、婚姻後の女性の旧姓使用を認める法案や同性婚にも反対しているとし、「多くの女性有権者は高市氏を進歩的な考えの推進者とは見ていない」と指摘しました。
ガーディアン紙も「サッチャー元首相への尊敬を表明してきた右派政治家が日本初の女性総理となる見込みだ」と報道。
女性の政治家やビジネスリーダーが少なく、世界のジェンダーギャップ指数のランキングが低い日本で、「高市氏の勝利が持つ象徴的な意味合いは計り知れない」と評価しつつ、「多くの有権者が男女平等を推進すると考える政策には反対している」と指摘しています。
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