<楽天3−2西武>◇4日◇楽天モバイルパーク
西武は今季の全日程を終えた。最後は楽天に連敗し、63勝77敗3分けで借金14の5位だった。
西口文也監督(53)は「前半はうまくいったけれども、やっぱり7月以降でちょっと夏バテしちゃったんで、そこは課題じゃないですね。夏場以降というところが」と振り返った。
4番を務めたタイラー・ネビン外野手(28)とセットアッパーを務めたトレイ・ウィンゲンター投手(31)の貢献度は大きく、ともにすでに来季の契約更新が決まって帰国している。
一方でエマニュエル・ラミレス投手(31)、レアンドロ・セデーニョ内野手(27)、J・D・デービス内野手(32)の3選手は、Bクラス確定後もチームに帯同した。
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西口監督は最終戦の試合後、3人の評価の方向性が定まってきたかという問いかけに「その通りでございます」としつつ「球団と話し合って、今後どうするかというのは検討していくということですね」と話すにとどめた。
リリーフ右腕のラミレスは27試合で防御率1・01。今季は勝ち試合での登板は少なかったものの、23試合連続無失点など日本野球にしっかり適応。残留へ向け、今後も交渉を継続することが有力だ。
途中加入のデービスは打率2割4厘、3本塁打と、故障もあったとはいえ自慢の打棒を発揮しきれず。この日の最終戦も本人からコンディション不良の申し出があり、ベンチ入りを外れた。来季は契約を更新しない可能性もありそうだ。
セデーニョへの判断が注目されるところ。4番候補は速球に対応できず、打率1割台続きで3度の2軍調整を経験。それでも8月下旬に昇格後は30試合で打率2割7分、5本塁打、16打点で長打も多かった。
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