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富士通陸上競技部は8日、陸上男子でマラソン日本記録保持者の鈴木健吾(30)が退部・退社すると発表した。
今後も競技は続ける。活動の詳細については、近日中に正式発表する。
鈴木は愛媛・宇和島市出身の長距離ランナー。神奈川大を経て、18年から名門の富士通に入社した。21年2月には日本記録となる2時間4分56秒をマークし、同12月には女子マラソンの一山麻緒との結婚を発表。近年は故障が続いていたが、今年2月の大阪マラソンでは2時間6分18秒で8位となり、復活の兆しを見せていた。
鈴木のコメントは以下の通り。
「この度、7年半にわたりお世話になりました富士通陸上競技部を退部し、併せて富士通を退社することとなりました。多くの葛藤や迷いがありましたが、自分自身と向き合い、自問自答を重ねた末に、新たな道へ進む決断をいたしました。
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歴史と伝統ある富士通のユニフォームを身にまとい、競技に打ち込むことができたことは、私の競技人生において大きな誇りです。心より感謝申し上げます。また、ここまで競技を続けてこられたのは、応援してくださったファンの皆さま、共に歩んできた仲間、そして温かく支えてくださった富士通の皆さまのお力添えのおかげです。この場を借りて、改めて深く御礼申し上げます。
今後は、マラソンランナーとして新たなステージに挑戦し、自分らしい走りを追求してまいります」
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