
非常に強い台風22号は伊豆諸島を通過し、きのうから出ていた暴風・波浪の特別警報、さらには大雨特別警報も警報などに切り替わりました。ただ、八丈島では建物などの被害や電柱の倒壊が相次いでいます。
記者
「八丈島上空です。台風の影響でしょうか、屋根が飛ばされています」
午後2時前、上空から撮影した映像です。八丈島では最大瞬間風速54.7メートルを観測しました。
記者
「学校の体育館の屋根もはがれている様子がうかがえます」
被害はビニールハウスにも。むき出しになった骨組みが大きくゆがんでしまっています。
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電柱が根元から折れ、道路をふさいでいます。
進めなくなった軽トラックの運転手が電柱の下をくぐって、先へと向かう様子も見受けられました。
正午現在、停電は6480軒にのぼっているということです。
記者
「ホテルの床が水浸しになっていて、シートが敷かれています」
また、八丈町の付近では、けさから線状降水帯が断続的に発生。午前10時半までの24時間に356.5ミリを観測するなど、記録的な大雨となりました。
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八丈町に住む男性(30代)
「聞いたことないぐらいの轟音で、深夜もずっと家が揺れている状態。これ大丈夫かなって心配で、ほとんど眠れてない」
八丈町や警察が被害の状況を確認しています。