限定公開( 1 )
予算を決めて書店に行ったのに……。思わず二度見してしまう、まさかの投稿がX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で240万回近く表示され、約5万8000件の“いいね”を集めています。
投稿したのは、作家・上村裕香(@kamimura_yutaka)さん。書店での買い物エピソードを、1枚の写真とともに公開しました。
書店に行くと、つい本を買いすぎてしまうことに悩んでいた上村さん。そこで今回は「予算5000円」「本当に読むものだけ」とあらかじめルールを決めてから入店したといいます。ところが、いざレジを終えてみるとーー合計金額は、まさかの2万7637円。理性と誘惑の狭間で揺れ動いた結果、朝井リョウさんの小説『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP)をはじめ、気づけば17冊もの本を手に取ってしまっていたそうです。
この出来事について、上村さんは「うまく27,637円に収めることができました」と話題のX構文を用いて報告。投稿を見た人からは、「ものすごくわかります」「読みたいのは仕方ない」「あるある」「私の推し活費用のよう」といった共感の声や、「元書店員としては神のようなお客さま」「予算5000円って決めないで行ってたら、この人いくらくらい買ったのだろうか…」といった反応が寄せられていました。
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そんな上村さんは現在、京都芸術大学大学院に在学しながら作家として活動中。学部時代の2022年、『救われてんじゃねえよ』で第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞し、2025年には同作『救われてんじゃねえよ』(新潮社)でデビューを果たしました。さらに同年7月には、『ほくほくおいも党』(小学館)を出版するなど、次世代の注目作家として活躍の幅を広げています。
画像提供:上村裕香(@kamimura_yutaka)さん
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