山本由伸、9回111球1失点でMLB初の完投勝利! 大谷翔平が20打席ぶり安打で援護 ドジャースは敵地2連勝の好発進

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2025年10月15日 12:08  ベースボールキング

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完投勝利を挙げたドジャース・山本由伸(写真=GettyImages)
● ブリュワーズ 1−5 ドジャース ○
<現地時間10月14日 アメリカンファミリー・フィールド>



 ロサンゼルス・ドジャースがミルウォーキー・ブリュワーズとの優勝決定シリーズ第2戦に快勝。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、ダメ押しの適時打を放って勝利に貢献。先発登板した山本由伸投手(27)は9回1失点の好投でポストシーズン2勝目を挙げた。



 中5日で敵地マウンドに上がった山本は初回、登板第1球の低めフォーシームを1番チョウリオに振り抜かれ、右翼スタンドへの2号先頭打者アーチを被弾。立ち上がり早々にまさかの一発を浴びるも、後続3人を内野ゴロに打ち取って最少失点で切り抜けた。



 ドジャース打線は直後の2回表、ナショナル・リーグ最多17勝の右腕ペラルタからテオスカー・ヘルナンデスが4号ソロを左翼ポール際に運んですぐさま同点に。さらに、二死からキケ・ヘルナンデスの安打、アンディ・パヘスの適時二塁打で逆転に成功した。



 援護を貰った山本は2回以降も走者を背負いながら、ブリュワーズ打線に得点圏の好機すら作らせず。1点リードの5回裏には一死からこの試合最初の四球を与えたものの、先制弾の1番チョウリオを左直、続く2番トゥラングを高めのカーブで見逃し三振に仕留めた。



 6回裏からは3イニング連続で三者凡退に封じ、球数97球で4点リードの9回裏へ。3番コントレラスを中飛、4番イエリッチを投ゴロと難なく打ち取ると、最後は5番ボーンをスプリットで空振り三振に斬って試合終了。現地7月7日、同じアメリカンファミリー・フィールドでの前回対戦は1回投げ切れず5失点を喫したが、ポストシーズンの舞台で雪辱を果たした。



 山本は最終的に111球で9回を投げ切って3被安打、1四球、7奪三振、1失点という内容。先頭被弾で出端を挫かれたが、見事に立ち直ってMLBで自身初の完投勝利を成し遂げた。さらに、ポストシーズンでの完投は日本人投手史上初の快挙。ドジャースの投手としても2004年のホセ・リマ以来、21年ぶりの記録となった。



 ドジャースは相手ブルペン陣を攻略し、6回表にマックス・マンシーの1号ソロでリード拡大。7回表には一死三塁の好機で大谷が地区シリーズ第2戦以来、20打席ぶりの安打となる適時打を放って山本を援護した。第1戦のスネルに続いて先発投手が圧巻の投球を見せ、レギュラーシーズンで6戦全敗と苦しんだブリュワーズ相手に敵地で2連勝。日本時間17日からは本拠地に戻って3連戦を行う。

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  • 山本由伸が投げる時は���いつも沈黙のドジャース打線が吠えたぞぅ〜!�׷�山本由伸も完投して、ブルペン陣を休ませた事はデカいぞ!�ؤ�OK���Ԥ��Ԥ��ʿ�������
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