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公明党の斉藤鉄夫代表(73)は10日、“政治とカネをめぐる問題で意見の相違があった”として、自民党の高市早苗新総裁(64)に連立政権からの離脱を表明した。この決定を受け、週明けに行われる見込みの首班指名選挙における各党の動きが不透明となり、“高市総理”の誕生が危ぶまれている。
そんな世間の注目が公明党に集まるなかで、公明党のYouTube「公明党のサブチャンネル」に“意外な人物”が登場。“衝撃発言”までもが飛び出し、ネットをザワつかせている。
その人物とは、元自民党の政調会長だった亀井静香氏(88)。’05年に小泉純一郎内閣での郵政民営化に反対し離党後、国民新党代表を務めたキャリアをもつ。亀井氏はかつて自民党時代に「憲法20条を考える会」や「四月会」に所属し、「宗教は政治に手を出すべきではない」と、痛烈な公明党批判を繰り広げてきた過去がある。
「亀井氏は、’93年に細川護煕内閣が誕生して自民党が野党となった際、“細川内閣でポストを多く占めた公明党”への批判を強めました。政権奪還の目的のためとはいえ、強いトーンで批判しており、公明党の斉藤代表とは“宿敵”ともいえる関係でした。公明党員からもかなり反発があり、現在でも当時の状況を覚えている支持者は多いようです」(全国紙政治記者、以下同)
そんなライバルが公明党のYoutubeに登場し、斉藤代表と対談。いったい何を語ったのか。
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「亀井氏は当時の自民党と公明党の“敵対関係”を振り返りながら、ヨーロッパでも宗教の信者が政治をやっていることを引き合いに出し、“私が間違えていた。日本の政党が創価学会をバックにしても何も悪いことはない”と発言。
さらに、世界でアメリカのトランプ大統領(79)、ロシアのプーチン大統領(73)、中国の習近平国家主席(72)らの影響力が増している現状を踏まえ、“オールジャパンで団結するためにも公明党は重要な役割を果たすべき”と述べ、“宗教の背景を持たない政党は魂が入ってない”と、“古巣批判”とも受け取れる発言をしたのです」
かつての亀井氏からは考えられない“衝撃発言”には、動画のコメント欄や、ネットニュースのコメントで以下のような驚きと批判の声が挙がっていた。
《キングオブアンチだった亀井さんがどんな経緯があって、ここまで考えが変わったんだろう》
《あの亀井静香がねぇ…もう知らない人も多いだろうが、昔は反公明反学会の先頭にいた人だ。》
《私もこの動画見ました。魂が入っていないとは言い過ぎです。》
《亀井さんの仰る事は一理あるが、そんな事はない政治家は宗教より信念、国を良くするという信念を持ってやってもらいたい。》
《とんでもない暴論ですね、こんなのが政治家やってんだから良くなるはずがない》
(すべて原文ママ)
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