生成AI(人工知能)で女性芸能人を模した偽のポルノ画像を作って売ったとして、警視庁保安課は16日、秋田市楢山共和町、会社員、横井宏哉容疑者(31)をわいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で逮捕したと発表した。実在するアイドルやアナウンサーらに似せたポルノ画像2万点が見つかっており、集めた写真を元に手軽に作っていたとみられる。
警視庁によると、生成AIによる著名人のポルノ画像作成の摘発は全国初という。
逮捕容疑は1月7日〜6月2日ごろ、女性芸能人を模したわいせつ画像3点をインターネットサイトにアップし、料金を支払えば誰でも見られる状態にしたとしている。「小遣い稼ぎだった」と容疑を認めているという。
警視庁によると、横井容疑者は、ネット上から女性俳優やアイドルの画像を集め、画像生成AIに学習させて性器や性行為の様子を含む大量のポルノ画像を作ったとみられる。「作り方はネットの記事で学んだ」とも供述しているという。
9月までの11カ月間で120万円を売り上げたとみられる。料金によっては、相手の依頼に応じた画像も作っていたという。【菅野蘭】
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