トラックを半日走らせた後、エンジンルームを開けたら……「よく生きててくれた！」　救出された“小さな命”に「奇跡ですね」「気づいて良かったぁ〜」

　トラックのエンジンルームで子猫を発見！　救出されてからリラックスするまでの動画が、記事執筆時、170万回以上再生され、6万6000件以上の“いいね”を集めるなど話題になっています。

【画像】救出された“小さな命”

多頭飼いのお家に、さらに「末っ子」をお迎え

　Instagramユーザーの「ちゃちゃママ」（nekoko.429）さんは、9歳の猫「ちゃちゃこ」を筆頭に4匹の猫と、次男、三男ら猫を愛する家族との日常を発信しています。

　ちゃちゃママさんは4匹目の猫、「てんてん」を迎えた際のエピソードを動画で紹介。動画は注目を集め、子猫の幸せを願うコメントが多く寄せられています。

走るトラックのエンジンルームに半日間……

　生まれて2カ月にも満たない「てんてん」とちゃちゃママさんが出会ったのは9月の末頃のことでした。

　なんと、ちゃちゃママさんの夫が仕事で使っているトラックのエンジンルームに入り込んでいるのところを発見されたのです。

　夫が「てんてん」が入っていることに気付くまでにトラックで半日も走行していたようで、ちゃちゃママさんは「無事でいてくれたことが本当に奇跡」と驚きをコメントしています。

　発見された子猫は当初、怖がってしまいエンジンルームの奥から出てこなかったそうです。

　「ちゃちゃママ」さんはすでに3匹の猫と暮らしており、新たに猫を迎えるつもりはありませんでしたが、夫が送ったエンジンルームでおびえている子猫の動画を見た瞬間、「無事に保護できたら絶対うちの子にしよう」と思ったとのこと。

威嚇から「のび〜」までの一晩

　なんとか保護し自宅に連れてきましたが、子猫は毛を逆立てて「ちゃちゃママ」さんを威嚇。しかし、お腹が空いていたのか、震えながらもスプーンからご飯をむしゃむしゃ食べました。

　そんな様子を「こんなに小さいのにちゃんと身を守る方法知ってたんだね」「怖かったし お腹ペコペコだったよね」と、ちゃちゃママさんは優しく見守ります。

　空腹は満たせたものの、まだ怖かったのか、その晩は触らせてくれなかった子猫。夜の間はずっと鳴いていたそうです。

　けれども翌日には安心したようで、ブランケットに寝ころび、伸びをしたりなどリラックスした姿に。「本当に無事に保護できてよかった」と、ちゃちゃママさんもひと安心です。

ちゃちゃママさんには「ありがとう」、てんてんには「良かった」

　子猫は女の子だったそうで、“お転婆”なことから「てんてん」と名付けられました。投稿には「助けてくれて本当ありがとうございました てんてん、ずっとのお家出来て良かったね」「こんなに優しい方の車の中を選ぶなんて、てんてんすごいね」「てんてんちゃんの健やかな日々を応援してます」「これからたくさん幸せになるね　ほんとよかった」などのコメントが寄せられています。

　ちゃちゃママさんのInstagramでは、「てんてん」と家族や先住猫たちとの様子も投稿されています。

動画提供：「ちゃちゃママ」（nekoko.429）さん