
初デートはどちらも緊張するものだが、行動を間違えると相手に幻滅されてしまうことも。投稿を寄せた関東の20代女性は「マッチングアプリで知り合った男性との初デート」を振り返った。
その日のために「早起きしてメイクしたり、可愛いワンピースに髪の毛を巻いておしゃれして来た」という気合の入れようだった。しかし、デート中にたまたま通りかかったアニメショップの前で、男性の足が止まった。(文:長田コウ)
「お世辞にも綺麗とは言えない店内」
店の前で、男性は「あっ、ここ気になってたんだよね。いや、でも…今日はやめとく」と女性の様子をうかがってきたという。こんなことを言われては、許さないわけにもいかないだろう。「どうぞ」と快く促したところ、「なんと1時間ウロウロ」されたのだ。
店内には「これいつの?」と言いたくなるようなゲームや「古びたゲーセンのぬいぐるみ」など中古品もずらりとあったそう。「カビ臭いような埃っぽいような、お世辞にも綺麗とは言えない店内」だったことを振り返る。
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はじめは隣を歩きながら、「これは何?」「この作品が好きなの?」と話を合わせていた女性だったが、狭い店内でウキウキと商品を品定めする男性にガッカリしたという。
「せっかくの初デート、(中略)あのホコリっぽい空間はしんどいし、(失礼ですが)モテなそうな冴えないオタク男性が不思議そうに私を見つめてくるのも、すっごい居心地が悪くて」
「恋愛よりアニメなんだなあとスッと冷めました」
その空間に耐えられなくなった女性は出入り口で待つことにした。すると、さすがに空気を読んだのか、男性はしばらくして戻ってきた。その後、あるアニメにドハマりしており、グッズを見れば買わずにはいわれないこと、ショップには掘り出し物があるかもしれないと思ったことを打ち明けてきたそう。
さらに「キミも観ようよ!あっ、一緒に観る?俺、家で彼女とそういうことするのが夢なんだよね〜」と誘われたが、女性の気持ちは既に冷めきっていた。
「恋愛よりアニメなんだなあとスッと冷めました」
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女性自身も「昔はアニメオタクで、今でも時々観るくらいには好き」なようで、アニメやゲームのファンに理解がないわけではない。しかし、今回は初デートという状況だったために、違和感を覚えたのだ。
「オタクはオタクでもTPOの分からないオタク君だったので2度目はありませんでした」
逆に、初デートで相手の本性を知れたことは良かったのかもしれない。
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