
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福島県在住63歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:63歳男性同居家族構成:本人のみ
居住地:福島県
リタイア前の雇用形態:不明
リタイア前の年収:400万円
現在の預貯金:40万円、リスク資産:100万円
これまでの年金加入期間:厚生年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):約13万円(繰り上げ受給)障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「年金をもらうことに少し罪悪感がある」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「ある程度のお金がもらえているから。おいしい食事をとることができていて、ゴルフの仲間などがいて楽しい。ただ少子高齢化で年寄りが増えて、若者の負担が大きくなっていることを考えると、少し罪悪感がある」と語っています。
ひと月の支出は約「25万円」。年金にアルバイト収入を合わせても「年に1〜2回足りない月がある」と回答されています。
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「年金とアルバイトで生活費を賄っている」
前述のように、現在は年金に加えて「週に4回ぐらいのアルバイトで生活をまかなっている」そう。「ガソリンスタンドのアルバイトで最近気温が高くなってきていて年寄りにはきつい。地球温暖化が止まって欲しい」と投稿者。また普段節約のためにしていることとして、「電気の無駄遣いをしない。風呂の残り湯を使って洗濯を行う。朝飯をぬいて1日2食にする。休日のみ冷房を使わないで扇風機を使う」と記述があります。
「自由な時間と年金収入があり、心に余裕が持てる」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「パチンコなどをやりすぎないこと」とコメント。一方で年金生活は「時間が多くあるから、友人などとゴルフや釣りなどの趣味に没頭できる。あまり働かなくてもお金がもらえるので心に余裕が生まれてくる」などメリットも多いと感じているそう。
「最近の楽しみは体を動かすことで、友人と集まってボウリングなどをよくやる」とアクティブに過ごされているようでした。
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(文:あるじゃん 編集部)