男女アイドルのカップルを脅迫したレンタカー会社社長が、有罪判決を受けた。韓国メディアのマイデーリーは20日「最近、(ソウル郊外の)仁川(インチョン)地方裁判所刑事部は、恐喝の罪で起訴されたレンタカー会社の社長に対する判決公判が開かれ、懲役8月、執行猶予2年を言い渡した。恐喝の罪が有罪だと判決した。また、社会奉仕活動120時間も命じた」と報じた。
この事件が話題になったのは、恐喝された相手が女性アイドルだったため。同メディアによると「昨年2月に女性アイドルが、ワゴン車をレンタルした後、返却された車のドライブレコーダーに、同アイドルと男性アイドルグループのメンバーがスキンシップしていた映像が映っていた」という。
映像を確認した同社長は、女性アイドルに連絡し「昨日、車の後部座席で何をしましたか? あまりにもやらしいんじゃないですか? 車を買う時に4700万ウォン(約470万円)がかかりましたので、一応、半分の値段を払ってください。車内映像は、リアルタイムで録画されるんだよ、最後まで」などとする、脅迫の携帯メールを送り、数回にわたって金を要求したとされる。持続的な要求に、女性アイドルは結局、3回にわたって計979万3000ウォン(約98万円)を送金したという。
社長は他の犯罪で執行猶予期間中だったが、今回の犯行を犯したという。裁判所は「社長が自分の罪を認めて反省中であり、横領した金を被害者に返したという事実を考慮し、量刑を決定した」と判決理由を説明した。
恐喝された女性アイドルと、男性アイドルの実名などは公開されていない。
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