マンチェスター・シティがビジャレアルを撃破 [写真]=Getty Images チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が21日に行われ、ビジャレアル(スペイン)とマンチェスター・シティ(イングランド)が対戦した。
ここまで2試合を消化したリーグフェーズで1勝1分を記録し、勝ち点「4」を積み上げているマンチェスター・シティ。今季開幕直後は所属するプレミアリーグで連敗を喫するなど不安定なスタートを切った同クラブだが、現在は公式戦8試合無敗と徐々に本来の調子を取り戻しつつある。対するは、リーグフェーズ未勝利が続くビジャレアル。本拠地『エスタディオ・デ・ラ・セラミカ』で強豪から白星奪取を狙う。
試合は17分にマンチェスター・シティがスコアを動かす。ポゼッションで相手を押し込みつつ、マテウス・ヌネスが右サイドのサヴィーニョに展開。ポケットに走り込んだリコ・ルイスにスルーパスが送られると、ワンタッチでマイナス方向に折り返しを入れる。グラウンダーのボールにアーリング・ハーランドが飛び込み、ダイレクトで合わせたシュートがゴールイン。アウェイチームが先制に成功した。
さらに40分、センターサークル内でバックパスを受けたルベン・ディアスが右サイドに配球。リコ・ルイスがドリブルでペナルティエリア手前まで運びつつ、右脇のサヴィーニョへとボールを繋ぐ。細かいタッチでボックス内に侵入し、マーカーのタイミングを外すように左足でクロスを供給。最後はフリーとなっていたベルナルド・シウバが頭で合わせ、貴重な追加点を挙げた。
そんななか、55分にマンチェスター・シティにアクシデントが発生。ニコ・ゴンサレスがピッチへと座り込み、プレー続行が困難となってしまう。ジョゼップ・グアルディオラ監督は予期せぬ交代を余儀なくされ、代わりにマテオ・コヴァチッチを投入した。
終盤に入るとビジャレアルも攻勢を強めて複数のチャンスを作るが、89分にコーナーキックからタニ・オルワセイの放ったヘディングは惜しくも右ポストに直撃。結局、そのまま試合は2−0で終了し、マンチェスター・シティが勝利を収めた。次節は来月5日に行われ、ビジャレアルはアウェイでパフォス(キプロス)と対戦。マンチェスター・シティはホームでドルトムント(ドイツ)と対戦する。
【スコア】
ビジャレアル 0−2 マンチェスター・シティ
【得点者】
0−1 17分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
0−2 40分 ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)
【動画】ビジャレアルvsマンCのハイライト!