米軍が「麻薬密輸船」を攻撃とヘグセス国防長官が発表 「5人死亡」カリブ海以外で初か

アメリカのヘグセス国防長官は、アメリカ軍が東太平洋で麻薬運搬船とされる船舶2隻を攻撃し、5人を殺害したと発表しました。

ヘグセス国防長官は22日、SNSに動画を投稿し、アメリカ軍が2日にわたって東太平洋の公海上で麻薬を運んでいた船舶2隻を攻撃し、乗船していた5人全員が死亡したと発表しました。「トランプ大統領の指示に基づき、指定テロ組織が運用する船舶に対し致死的な攻撃を実施した」などと説明しています。

ヘグセス氏は「彼らは単なる麻薬密輸業者ではなく我々の都市に死と破壊をもたらす麻薬テロリストだ」としたうえで、「アメリカ国民への脅威が根絶されるまで、彼らを見つけ出して殺害する」などとし、攻撃を継続する考えを示しました。

アメリカメディアによりますと、アメリカ軍は今年9月以降、少なくとも7回にわたって同様の攻撃をカリブ海で行っていて、東太平洋での攻撃は初めてとみられます。