本拠地使用停止中の松本、J3第31節宮崎戦は11月5日に代替開催…甲府の本拠地で2度目の“ホーム戦”へ

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2025年10月24日 17:28  サッカーキング

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試合会場の調整が続いているJ3第31節の松本vs宮崎
 松本山雅FCは24日、2025明治安田J3リーグ第31節テゲバジャーロ宮崎戦の試合日時ならびに会場を発表した。

 松本のホームスタジアムであり、宮崎戦の会場となっていた『サンプロアルウィン』では、今月2日にバックスタンド照明施設において、照明用架台の鉄骨部分が落下し、観客席の一部の破損していることが確認された。人的被害はなかったものの、長野県は利用者の安全が確認されるまで同スタジアムを使用停止とすることを発表。宮崎戦の会場については松本とスタジアム管理者との間で協議が行われていたが、当初予定されていた12日(日)の開催は中止となっていた。

 今回の発表によると、宮崎戦は11月5日(水)の19時30分からヴァンフォーレ甲府のホームスタジアムである『JITリサイクルインクスタジアム』で開催されることが決定。購入済みのチケットについては払い戻し対応が行われることとなり、詳細は別途クラブの公式サイトで発表される予定だ。

 なお、松本は26日(日)のJ3リーグ第33節カマタマーレ讃岐戦については『長野Uスタジアム』に会場を変更して開催することを発表している。一方、11月15日(土)の第36節FC大阪戦、29日(日)の第38節ギラヴァンツ北九州戦については、開催日時・場所ともに現在調整中だという。

 宮崎戦の日時・会場決定に際し、松本はクラブとして次のような声明を発表している。

「現在、サンプロアルウィンの利用再開に向けて、長野県および施設管理者である松本建設事務所におかれましては、総力を挙げ対応にあたっていただいておりますこと、心より深く感謝申し上げます。このたび発生した鉄骨部材の客席への落下事案に関しましては、10月23日(木)に有識者による『検討会』が開催され、引き続きサンプロ アルウィンの使用再開の見通しが立たない旨を確認いたしました」

「この発表を受け、当クラブでは中止・延期となっておりました2025明治安田J3リーグ第31節テゲバジャーロ宮崎戦を、11月5日(水)にJITリサイクルインクスタジアム(山梨県)にて代替開催することを決定いたしました」

「今回のJITリサイクルインクスタジアムでの試合開催決定にあたりましては、ヴァンフォーレ甲府様をはじめ、山梨県スポーツ協会様、対戦相手のテゲバジャーロ宮崎様、Jリーグ関係者の皆様のご理解とご協力により実現いたしました。心より感謝申し上げます」

「なお、松本山雅FCがJITリサイクルインクスタジアムにてホームゲームを開催するのは今回が2回目となります。初回(当時:山梨中銀スタジアム)は2018年、サンプロアルウィンの芝生全面張替え工事に伴い、初の県外ホームゲームとして開催いたしました。その当時同様、今回もヴァンフォーレ甲府様にはリーグ戦期間中にもかかわらず、全面的なご協力をいただけますことに、改めて深く御礼申し上げます」

「今後につきましては先般のご案内のとおり、10月26日(日)長野Uスタジアムで開催予定のカマタマーレ讃岐戦を含むホームゲーム4試合を、今季のJ3リーグ最終戦となる11月29日(土)までに開催しなければならない状況に変わりありません。開催地が未定となっている11月の残りの2試合のホームゲームについては、今後も長野県・松本建設事務所と協議を重ねながら、『サンプロアルウィン』もしくは『代替会場』での開催に向けて準備を進めてまいります」

「ファン・サポーターの皆様をはじめ、パートナー企業様やステークホルダーの皆様には引き続きご不便・ご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。関係機関と連携しながら、残りのホームゲーム4試合を安全安心に開催できるように、そして1日も早いサンプロアルウィンでの試合再開に向けて全力を尽くしてまいります。今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

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