

マサトがカナさんと結婚し、子どもも3人生まれました。みんな真面目で賢くていい子たちばかり。私にもしものことがあっても大丈夫だと安心していました。けれどカナさんからは徹底的に拒絶され、マサトにも見捨てられました。

私は自分に言い聞かせます。そう、あれだけ優秀だったヒロキです。きっと自分の意思がハッキリしているのでしょう。社会復帰のタイミングもちゃんと自分で決めているはず! だからマサト一家がいなくたって大丈夫……。
次男のマサトは私たちのために、結婚して子どもを作ってくれたのだと思っていました。お嫁さんや孫たちが増えるたび、なんだか味方が増えたようで嬉しかったです。だからすっかり信じていたのに、カナさんからはハッキリと拒絶されてしまいました。
結婚のときは余計な心配をかけたくなくて、あえてヒロキの存在を伝えなかったのです。でも本当のことを話せば分かってくれるはずだと思っていました。けれどカナさんに裏切られたうえに、マサトからも縁を切られてしまいました。
|
|
|
|
参考:厚生労働省|ひきこもり支援に関する取組
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子