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NTTドコモは10月24日、「gooポータル」と「いまトピ」のサービスを11月25日午後1時に終了すると発表した。1997年からサービスを提供してきたgooポータルは、28年の歴史に幕を下ろす。
NTTドコモは理由を明らかにしていないが、「突然のお知らせ」を謝罪すると共に、利用者への感謝の気持ちを伝えている。なお、これまでgooポータル経由で「gooメール」や「gooID」(goo決済含む)を使っていたユーザーは、終了後には直接アクセスする必要がある。
gooは、日本のインターネット黎明期を支えた、いわゆる「ポータルサイト」の草分け的な存在。当時はネットユーザーの利便性を上げるために、検索機能やニュース、天気予報などをまとめて提供するポータル(=玄関口)が人気を集めた。しかし2000年代に入って米Googleが日本語検索を始めると、徐々に移行が進んだ。
今回の発表を受け、X上では「ジオシティーズ終了と同じぐらいの衝撃」「gooが日本ネット史に与えた影響は大きい」など、gooの果たした役割を再評価する声が相次いだ。また、「ダイヤルアップの頃からお世話になりました」「モデムが“ピーガガガ”と鳴っていた頃」など、当時のネット接続環境を懐かしむ投稿も多くみられた。
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