カナダに10%追加関税=米大統領、広告に不満

2

2025年10月26日 16:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

トランプ米大統領=21日、ワシントン(EPA時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、カナダに10%の追加関税を課すとSNSで表明した。関税を批判するカナダ・オンタリオ州の広告を「虚偽」だとし、大リーグのワールドシリーズの放送でも使用されたことを非難した。

 カナダには35%の関税が課されており、上乗せされれば45%となる。ただ、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に準拠する製品は対象外。トランプ氏は関税引き上げの時期には触れなかった。

 オンタリオ州政府は、関税を批判するレーガン元大統領のラジオ演説での発言を抜粋したテレビ広告を制作。トランプ氏はこれに反発し、カナダとの貿易交渉を打ち切る考えを表明した。この日も「レーガン氏は関税を愛していたが、カナダは(広告で)違うと言っている」と批判。「重大な事実誤認で敵対的な行為だ」と強調した。

 オンタリオ州のフォード首相はカナダのカーニー首相との協議を踏まえ、交渉再開のため27日から広告を停止する考えを示していたが、ワールドシリーズのドジャースとブルージェイズ戦では広告を流すとしていた。 

このニュースに関するつぶやき

  • ウソも繰り返せばホントになる。支持者の間ではなおさら。かくしてトランプワールドの出来上がり。
    • イイネ!0
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(2件)

前日のランキングへ

ニュース設定